3.鬱病になった原因はどこにあったのか

それは今でもはっきりした原因というのはわかりません。
ただ、考えられるのは彼の小さい時からの生活環境が起因になっていたと思われます。
長男なので、もちろん可愛がられて育てられてきた部分もあるのですが、長男ゆえ、両親が厳しく育てた部分も多々あったようです。
あまり細かく書いて、特定されてしまうのもいやなので割愛しながら書いていきますが、小さい頃から神経質な子で、親の表情を気にして生活していたと本人は言っていました。
それは付き合った時から、なんとなく私も感じていました。
両親が彼を大事にしていなかった訳ではありません。それは両親と話をしたり、日々の生活から感じ取れていました。
両親は認識がなかったのかもしれませんが、妹が生まれて、同じく愛情をかけたと思っていたかもしれないのですが、娘に対して溺愛していた事。
それにより、彼はおじいちゃんっ子になっていました。
おそらく起因はそこからです。
彼に聞くと『僕はあまり両親に可愛がられてなかったんだ』と当時は言っており、当時妹がちょうど思春期の頃で、余計に過保護っぷりに拍車がかかっていた時期だったので、間違いはないと思います。
何しろ、両親は娘中心で生活していて、私でさえも不服だったので、毎日そんな生活をしていて、過去がフラッシュバックして、脳が全てをシャットダウンしたくなったのではないかな?と思っていました。

2.薬の効能や副作用、彼の親への説明

薬の名前は覚えていません。
ただ、当時は強い薬を処方されていたのを覚えています。
薬について二人で調べました。
私的には飲んでほしくないような記事が多くて、少し怖かったのを覚えています。
それでものむと気持ちは落ち着くようでした。

彼の親にはその日のうちに私から説明。
彼は鬱病になってしまった事が親に申し訳なかったみたいで自分からの説明が無理な状態でした。

両親だって、身近な人間がそういった病気になるなんて思っていなかっただろうし、もちろん私と同じく鬱病に対して無知ですから、説明してもきちんと理解できなかったと思います。

1.発覚と病名

それは7年程前になるかな。
彼が自宅で突然倒れた。
そのまま家族が病院に連れて行くも、特に問題はないとの診断。
その日の午後、彼の所にいくと彼から
『多分、鬱病なんじゃないかと自分で思う』と言われました。
翌日は土曜日でやってる病院もすくなかったのですが沢山調べて病院へ行きました。
はっきりは覚えていませんが、鬱病という診断はなかった気がします。
私自身も、昨日の今日という事もあり動揺していた部分があり、頭と心の整理がつかないままだった。

月曜になり、別の病院へ。
ここはかなり信用できた。
時間はかかったけど丁寧に診察などしてくれて、結果病名は『鬱病』でした。
彼から『やっぱり鬱病だった』と言われた時は、信じたくない気持ちと、私はこの先きちんと支えていけるのか心配な気持ちでいっぱいでした。

始めてみます

別のところでブログは書いているのですが
ここでは、他では書いていない事を書いていきます。
それは私の彼の病気とこれまでのその病気に関係する事です。
書きたいなとは思いつつもずっと書けずにいましたが、人知れず残しておきたいという思いが強かったので綴ることにしました。

このページに辿り着いた方、もし宜しければお付き合い下さい。